展転白書

作曲面、日常とウェブ上でのやりとりについての反省や見直しを行う個人的そして自戒的な記録。

俯く時間

チャンネル登録者数:32 ±0

フォロワー数:106 +1

 

この時間まで動画を作っていた。

 

好きで音楽を作っているのかどうか、若干怪しく見える。もし本当に好きなら、もっと良質な作品を仕上げるはずなのではと、自身に対して不信感を抱き始めた。決して自分の作品を低レベルと思ったことはなかったのだが、この一週間客観的に作品を見直してみると、やはり他の作曲家に比べて品質が劣っている。音域のバランスも音源のクオリティも、私はまだまだ発展途上未満なのだという不信が募る一週間であった。一度このような思考に走ると、しばらくはもう前向きにはなれない日々が続く。それは過去の経験からして容易に想像がつく。

気を紛らわせるためか、ブログ巡りを始めた。はてなブログに限らず、様々なブログを読んでみた。なんというか、私の悩みなど、本当に大したものではないのだな。もちろん私自身は現在抱えている不安や不満で頭を唸らせている。私の、私に対する不信感は、必ず将来の自分の可能性とやらをかなり縮小させている。加えてこのネガティブ思考がそれを嫌らしいほどに優しく包括し爆発寸前の大きさまで膨張させている。定職に就いていない私にとっては現実的な不安も大きい。安定な環境に身を置く人間しか、私の周りにはいないのだから。だが、世の中ないしは日本にはもっと危機的状況に身を置いていたり、より理不尽な環境で毎日死にたい思いをしている人がたくさんいるのだということを知った。これは結局のところ他者との比較でしかないが、上手く書けないのだけれど、辛い。きつい。なんなんだ、この世界は。私はどうすれば良いのだろう。

そんなことを考えていると、結果作曲には身が入らない。雑念は音を耳障りなものに変える。難儀である。そこで、憂さ晴らしとは言わないが気分転換として動画を作ってみようと思うに至ったのだ。今作っているのはMBTI関連の動画である。海外ではその筋の動画が多量にあるのだが、日本の動画はかなり少ない。需要はないだろう。それでも構わなかった。とりあえず音楽以外で興味のあるものをやることが、今の私には必要なのだ。

動画は多分ではあるが水曜日に投稿できるはずである。

 

木金の2日間、本当に苦痛だった。仕事中常に下を向いていた気がする。自分以外の人間の笑顔が怖い。声が怖い。嫌われることは平気だとか考えていたのだが、孤独を周囲から強いられることは恐怖でしかなく、そんな被害妄想と現実を容易に係属してしまっている。暗い男はただ黙って作業していた。不快だ、自分が不快で不快で仕方がない。頭をかっぽじって脳みそをぶん殴ってやりたい。どこで間違えたのだろう。今だろうか。過去だろうか。いろんな人に置いて行かれている、確実に。