展転白書

作曲面、日常とウェブ上でのやりとりについての反省や見直しを行う個人的そして自戒的な記録。

6月

登録者数:235人

聴いた音楽

Autechre

f:id:irukatoumiyagana:20190703190900j:plain

 

Derrick May

f:id:irukatoumiyagana:20190703190929j:plain

ドはまり中。現在はリミックスやDJ業を中心にご活躍、楽曲制作からは身を引いているそうな。うーん。

 

Midori Hirano

f:id:irukatoumiyagana:20190703190944j:plain

Tychoと同じくらいライブが好き。残念ながら映像が少ないが、この手の作家はサイン波を丁寧に弄ってくれている。

 

Nobuko Hori

f:id:irukatoumiyagana:20190703191019j:plain

 

Plaid

f:id:irukatoumiyagana:20190703191032j:plain

現在ループ中。

 

電気グルーヴ

f:id:irukatoumiyagana:20190703191144j:plain

恥ずかしながら「虹」「Shangri-La」「N.O.」全て初めて聞いた。びびった。かなり良い。ただSpotifyからはもうほぼ全て消されてしまっている。

音楽の深淵はどこにあるんや

SpotifyでもYouTubeでも、横田進から聞き始め、自動再生か自分で次の曲を探すかを繰り返していると、必ず新しい人と出会う。その度に絶対に為になる技を心得ることが出来る。しかし聴衆のひとりである私の観点からは、彼らの作り出した世界の全てが完成されたものに見えるため、私と彼らとでは表現力と経験値に大きな隔たりがあるように見える。当然理想像が異なるうえ、粒子レベルから全く同じモノなど出来るはずがないため、このような考え方自体はピントがずれている。しかしタバコを吸い少しでも油断すると、そのようなことを考えがちになる。そしてその思考に延々と浸かっていると、まるで深淵を除いているような感覚に陥る。一度そこに陥るとなかなか出られない。居心地が良いためだ。完成された音と肌の触れ合いのみ存在する空間と時間が、たとえ無意識でも現代人の粗を探しがちな私の愚劣な脳をほぐし、同時に放置してくれる。

 

こうして冷静に振り返ってみると、この感覚は錯覚であることがわかる。なぜなら彼らの作品に一つの完成形を見ようが感じようが、そう受け取った根拠と作者の意図との間に齟齬が少しでも見られた場合、それは私の感想にすぎないということになるためである。

聴衆の解釈の真偽を確かめる術は限りなく少なく、届かない。

「そもそも音の楽しみ方は様々である」。これを一般論として定義している訳ではないにも関わらず、多くの聞き手は一々作り手の疑問や意思などには答えない。奴隷根性を僅か7歳余りから刷り込まれる日本に際立った話ではないが、音楽や映画、漫画、ダンスなどの表現における作者の解釈を、目立っているメディアはそこまで掘り下げない。考える機会を与える仲介業者が非常に少ないので、「考える人」は誰も答えない。「考える」という受け皿を持たない人に、彼らは水を注ぎはしない。埋没している才能に触れようと検索しても、有意義な話はタンスのずうっと奥に眠っていることが殆どである。

結局、誰もが勝手に定義してしまえば良い、ということなのだろうか。そこまで自由なのは違和感を覚える。だが現時点ではこの歯ごたえの悪さをうまく文章にまとめられない。

 

たまげたなあ。

2019年5月中旬

秋本

 

2019年4月、5月
聴いた曲
Colleen

f:id:irukatoumiyagana:20190526205121j:plain



Kiasmos

f:id:irukatoumiyagana:20190526205139j:plain



Mr.OIZO

f:id:irukatoumiyagana:20190526205151j:plain



竹村延和

f:id:irukatoumiyagana:20190526205205j:plain



集中力
低下してる。
全然作れない。
平日の朝と夜に少しだけ作業出来るが、やりすぎは睡眠時間に影響を与えるし・・・。

FPMと横田進、Mr.OIZOを聴きまくる日々。特に横田進の「ZERO」に嵌る。Eピアノの使い方は勉強になる。季節によって聴きたい曲は変わるため、夏にかけてはまた別のアルバムを聴きこみたいところ。

辛い編曲部位
主題-展開-接続-主題の流れがあるとして、接続に費やす労力が凄まじい。それ以外は比較的楽に進む。神経をさほど摩耗せずに取っ掛かりを見つけられるためだ。接続は末端部位への関節のようなもので、ナチュラルに繋げるための工夫には相当頭を使う。痩せるわ。
曲の長さを短くしようかな。

2019年3月中旬

チャンネル登録者数:119 +27
フォロワー数:105 +3

聴いた音楽
Tycho

f:id:irukatoumiyagana:20190315203506p:plain

Bibio

f:id:irukatoumiyagana:20190315203531j:plain


Steve Reich

f:id:irukatoumiyagana:20190315203608j:plain

Shingo NAKAMURA

f:id:irukatoumiyagana:20190315203623j:plain

Boris Blenn

f:id:irukatoumiyagana:20190315203640j:plain


Bonobo

f:id:irukatoumiyagana:20190315203655j:plain

最も聴いているアルバムはTychoのEpoch、BonoboのSweetnessである。早い所EQで覗いてみたいのだがどうも忘れてしまう。ダンスミュージック漬けの日々の中では、低音とミドルのバランスを意識した作曲がメインとなっていたのだが、その作り方に慣れてきたところで、少し目立たせる音域をずらす事にしようかなと思っている。
高音はあまり着目したことがなかったのだが、モニターヘッドホンを購入しつかってみたところ意外とアプローチが効く音域であることが分かる。歪ませた音が高音で暴れている音楽は耳が痛いので好きではないが、軽視しすぎていた点は反省。

サンプラーについて
ドラムやパーカッションなどのループはよく使う。しかしギターやらシンセやらは全く使った試しがない。もうじき新しい音源を買うが、その中にループ物があるらしいので色々とネットで調べてみた。結果たどり着いたのはサンプルを積極的に使用することの重大さであった。
考えてみればパソコンのみで音楽が作れるという画期的な時代なので、カセットで出来る演出はより容易く出来るもの。既存の音源を切り貼りして曲を作りつつ、新しいアイデアを拾うこともできる。なぜか魅力を感じていなかった。サンプルは今や専門で売買している会社もあり、それ自体は日本ではあまり盛り上がってはいないらしいが、近いうちに触ってみたい。とりあえず拾えるサンプルは拾い、どんどん取り入れてみる。

TuneCore
TuneCoreに登録するに際して必要な「アルバムのジャケット」の画像が、地味に私の壁となっている。イラストを依頼する金はない、かといってフリーの画像を使用しても既に使用されている場合も充分あって歯がゆい。なにより個人での使用頻度が高いPixabayの中には著作権フリーと偽り無断で転載された画像が結構あるのだ。なかなか酷い話である。そこでiCloudの使い勝手を最近知ったこともあり(今更)、スマホのアプリでテキトーに画像を加工したものを使うことに決めた。

LANDR
と考えていたのだが、そんな折にこちらのサービスを発見。リリースだけでなくマスタリングもしてくれるという非常にありがたいものだ。アルバムごとに統一感を出すマスタリングをすべてAIに任せているらしく、ミキシングまでしか行いたくない私のような人間には打って付けのサービスである。私はTune Coreではなくこちらを利用することにした。
PayPalへ口座とカードの登録を終え、あとは曲のバリエーションを豊かにするのみ。