展転白書

作曲面、日常とウェブ上でのやりとりについての反省や見直しを行う個人的そして自戒的な記録。

2019年1月18日時点での記録

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聞いた音楽

FPM

勉強になる。

 

セラニポージ

コード感の強い曲を見つけたため再びハマる。

 

Nujabes

 

これらのアーティストは、(一概に言えないが)曲を通して複雑性を含む構成は控えてある。特にFPMや横田進をはじめとするクラブ向きのタンスミュージックを主力としているスタイルでは、関係調への転調やメロディの変化はあまり見られない。ただ、これはきっとエレクトロニックミュージック全般に言えることだと予測できる。クラシックのように”聴く音楽”でない以上、聴衆に集中力を働かせる或いは感情面を奮い立たせるような描写は優先させるべきではないからだ。クラブの空間に必要なのは安定したリズムを序列の先頭に置いた”踊るための音楽”である(勿体ない)。

それに見習い最近では聴きやすさを重視したものばかり作るようになった。特に展開面での工夫を最低限に留め、コードはMajor 7を多用して口当たりの良い音を作るよう意識している。以前は主題の切り替わりが多い故に、聴きどころに偏りが生まれ、もう一度聴きたいという欲が出ない作りになっていた。さらに、意外性多様性を求めるあまり、個人の思想のみの具現化を脱しておらず、聞き手の目的である想像や癒しを許さない曲調となってしまっていた。

まあそれはそれで良いのだが、自分で聞いていても灰汁が強く出すぎている。よゐこ濱口風に言えば「当てに行っている感が強い」のだ。しばらくは強い主張をしないようにする。

サックスの音やミックス時の位相或は音域などの処理など、まだまだ障害は多い。

たまにブツブツと語ったベースとキックのバランスについては「人によって前面に出す位置がバラバラだし、国によっても違うから、あまり考えなくても良いのでは?」というある種の逃避型結論がでた。悪い癖。しかしあまりにも「ていおん!」な音楽だと聞いてて嫌になってきてしまう。元々クラブという場に相応しい音楽が私のルーツとは程遠く、それでいながら4つ打ちのキックで表現可能な作品に魅了されたために、本来定義されるエレクトロニックミュージックと自身の表現するエレクトロニックミュージックの間には大きな隔たりがある。その障壁のひとつが”強い低音”なのだ。ただこの勝手に作っていた常識はアンビエントですでに崩壊しているはずなのだが、深層の呪縛から逃れられないでいる。納得するまでもう少し攻めるべきか悩む。

 

備考

FM8のプリセットは少しずつ把握出来ている。

 

 

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